2-2のドローでトータルスコアで敗退。川崎の方が一枚上手だった。点数を取られても諦めず点数をとったことは評価できるが、前半の出来が悪かった。
ルヴァンカップ第2戦。第1戦の0-2の為、3-0のスコアで勝てるのが理想的だが、川崎の強さを考えるとミッションの難易度が高い。勝ち抜けのスコアパターンを考えると、点数も2点以上とることが大前提ではあるが、失点をしないことが重要な条件に入っている点が厳しい。チームの方針として守備を固めて勝ち切る戦い方には慣れていないし、点数を取ることに比重を置いているチームポリシーが花咲くことを期待したい。
21歳以下の選手の使い所も難しそう。いつの時点の21歳なのかははっきりしないが、現時点での年齢で対象になるのが、藤井、成瀬、伊藤、山田、児玉、深堀。出場実績から考えると藤井だが、攻撃に新味を加えるなら児玉、深堀辺りも面白いかもしれない。山田、伊藤はポジション的に空きが無さそう。藤井起用なら3バック、それ以外なら4バック。それ以外の選手なら前田、和泉、シャビエル辺りを控えにして交代カードを厚くするのが良さそう。
最終的な予想は、ランゲラック不在なので、武田。藤井起用で、丸山、中谷。吉田は怪我から復帰しそうな気配。宮原、エドアルドネット、シミッチ、ジョーは固そう。あとは和泉、前田、シャビエルからが既定路線だと思うが、このところシャビエルが空回り気味なので、21歳以下の選手起用で児玉。前田は切れ味をより活かすために後半投入想定で、和泉。
交代要員としては体力を削った後に前田の方が効果的な気がする。米本がどのくらいプレイできるか。勝ち切りパターンの切り札としてベンチ入りして欲しいが、リーグ戦での確実な復帰の方が重要。
予想はあまり当たらず…吉田はまだ間に合わなかったか。吉田ではなくて成瀬。そのパターンを考慮してなかった。強気の選手は確かに必要な局面、果敢なSBという意味では太田より成瀬かもしれない。
前半はVARに助けられてゴール取り消しになって助かったりと、どちらというと押し込まれている状態。成瀬のところを狙われていて、途中から和泉とポジションチェンジしていた。攻め手にも欠ける状態でシュートが少ない状態。ボールを追う役が不在で完全に押し込まれていた。ただ不思議なものでその時には失点せず、何とか0-0で凌いだ。
後半は前半よりは調子が上がってきた。ただ相手の上手さがあったとは言え失点してしまう。このシュートは敵ながら凄いシュートだった。前掛かりにならざるを得ない状態ではあったのでエアポケットは出来やすかったかもしれない。
その後、長谷川の投入でボールチェイスが積極的になり流れを呼び寄せたが、ちょっと遅かった。ただ長谷川のプレイは、積極的にボールを追う役が必要と思わせる良い動きだった。その後は長谷川が同点にするが、すぐにレアンドロ・ダミアンに決められ、その後ジョーも決めるが、そこまで2-2でドロー、トータルスコア2-4で敗退決定。
今回はアウェイゴールの重要性を再認識させられた。言っても返らないことだが、第1戦に1ゴールでも奪えていればもしくは0-1だったらもう少しチャンスがあったはず。アウェイゴールを許した瞬間4点必要になる状況の絶望感は相当ある。その中でも諦めずにゴールを取ったことは評価出来る。